結論:TSUTAYA DISCAS の無料宅配レンタルで視聴可能
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概要〈ネタバレなし〉
1995年にフジテレビ「水曜劇場」で放送され、織田裕二が若手弁護士を熱演したリーガルドラマ『正義は勝つ』。
勝利至上主義の敏腕弁護士・高岡淳平と、理想に燃える新人弁護士・姫野京子。
この対照的な二人が物語をグイグイと引っ張っていきます。
企業不祥事や過労問題など当時の社会テーマを扱いながらも、逆転劇の快感とスピード感ある演出で、今見ても楽しめる法廷ドラマです。
配信サービス比較表(2025年10月時点)
| サービス | 月額 | 無料期間 | 視聴状況 |
|---|---|---|---|
| FOD | 976円 | なし | ◎(全話) |
| TSUTAYA DISCAS | 2,052円 | 30日間 | ○(宅配) |
| ゲオ宅配レンタル | 2,046円 | 31日間 | ○(宅配) |
※配信情報の注意事項
本作品の配信情報は2025年10月20日時点のものです。配信終了や在庫切れの場合もありますので、最新の情報は各公式サイトでご確認ください。
勝訴と良心のはざまで疾走する法廷エンタメ
1995年のフジテレビ「水曜劇場」を代表する法廷エンタメとして、今も多くのファンに語り継がれる『正義は勝つ』。
若松節朗監督らのスピーディな演出と、服部隆之の劇伴が、法廷の緊迫感をこれでもかと煽ります。
主演の織田裕二と鶴田真由が、勝利と正義の間で揺れ動く人間模様を鮮やかに演じきり、当時の社会問題や時代の空気とも深く共鳴しました。
- 出演者:織田裕二/鶴田真由/室井滋/段田安則/井上晴美/松崎しげる/谷啓/井上順
- 原作:—
- 脚本:戸田山雅司/旭井寧/青柳祐美子/田辺満
- 放送期期間:1995年10月クール
- 放送時間:水曜日21時
- 放送局:フジテレビ
- ジャンル:リーガル/社会派ドラマ
『正義は勝つ』を配信中のサービス
| 配信サービス | 配信状況 | 無料期間 | 月額 |
|---|---|---|---|
FOD | 見放題 | なし | 976円 |
DVD宅配レンタルでの視聴も可能です。
| サービス | 無料期間 | 月額 |
|---|---|---|
| 【TSUTAYA DISCAS】 | 30日間 | 2,200円 DVD月に8枚まで |
ゲオ宅配レンタル | 30日間 | 2,046円 DVD月に8枚まで |
『正義は勝つ』の登場人物・キャスト
| 高岡淳平 (織田裕二) |
| 勝利最優先の若手弁護士。冷徹な判断力を持つ。 |
| 姫野京子 (鶴田真由) |
| 理想を掲げる新人弁護士。実務で葛藤し成長する。 |
| 戸川光江 (室井滋) |
| 現実派の同僚弁護士。辛辣だが面倒見が良い。 |
| 石田学 (段田安則) |
| “和解の達人”。出世と友情の間で揺れる。 |
| 塚田直子 (井上晴美) |
| 所長の娘。自由奔放な言動で波紋を呼ぶ。 |
| 大内将雄 (井上順) |
| 事務所の重鎮。淳平の運命を左右する存在。 |
主演の織田裕二は、冷静な語り口と鋭い視線で、勝つために感情を切り捨てる弁護士像を説得力たっぷりに体現しています。
論理的な強さの中に人間らしさをのぞかせ、セリフの間の取り方一つで、見る者の緊張感を最高潮に高めます。
90年代フジテレビらしいスピード感に乗った織田裕二のスター性が、法廷劇に最高の爽快感をもたらしました。
鶴田真由は理想と現実の狭間で揺れる新米弁護士を端正に演じ、視聴者の感情移入点を担いました。
柔らかな雰囲気の奥に秘めた芯の強さ、そして葛藤する表情は、いつの時代も共感を呼ぶ普遍的な魅力があります。
主人公との価値観のズレが物語の推進力となり、掛け合いのテンポも心地よいです。
あらすじ
勝つために手段を選ばない若手弁護士・高岡淳平(織田裕二)が、理想を掲げる新人弁護士・姫野京子(鶴田真由)と出会い、法廷での逆転劇を重ねながら、父を死に追いやった巨大な陰謀へ迫っていく物語である。
企業訴訟や過労問題など社会性の強い案件を扱い、法廷戦術と倫理の衝突を通じて「正義」とは何かを問い直す。
同僚の石田学(段田安則)や事務所の重鎮・大内将雄(井上順)との駆け引きは、出世と友情の間で揺れ動く人間模様を浮き彫りにし、勝訴と良心のあり方を問いかける。
やがて淳平は父の真相に辿り着き、勝利至上の価値観と向き合いながら、自身の信じる正義を選び取る決断を下す。
令和から見た平成ドラマポイント
企業不祥事とコンプラ意識の接点、スピード編集の先見性
バブル崩壊後の企業不祥事や過労問題を真正面から描き、令和のコンプライアンス社会にも通じる問題意識が感じられます。
勝訴と倫理の綱引きは、今なお普遍的な視聴テーマとして響きます。
演出はテンポ重視で、カットの速さと音楽の使い方が、まるで今の配信ドラマを見ているかのような感覚で楽しめます。
一方で、90年代らしいジェンダー表現の粗さが残る部分もあり、当時の時代背景と今の視点の両方から見つめ直す面白さもあります。
スタッフ
脚本を戸田山雅司、旭井寧、青柳祐美子、田辺満が担当。
事件の論理的な展開と登場人物たちの心の変化が密接に絡み合う構成は見事です。
セリフの応酬で価値観の衝突を描き、各話のテーマが主人公の内面に反射する構造で、社会派とエンタメの両立に成功しています。
『正義は勝つ』のノベライズ
『正義は勝つ』は原作のないオリジナル作品ですが、ノベライズされています。
各章“一事件”構成で法廷の駆け引きがテンポよく読み進められ、未視聴でも人物関係が追いやすい入門の一冊です。
『正義は勝つ』の主題歌
主題歌は織田裕二の「愛までもうすぐだから」。
主人公の孤独な雰囲気に温かみを加えるミディアムテンポの曲で、都会的なサウンドがドラマの余韻を優しく包み込みます。
エンディングで法廷の緊張から日常へ戻すブリッジとなり、ストイックな物語に人間らしい温かみを添える、まさに絶妙な選曲と言えるでしょう。
『正義は勝つ』の関連作品
古畑任三郎 第2シーズン(’96・フジ)
田村正和が主演した同局の看板シリーズで、論理的な駆け引きの面白さが際立つ刑事ドラマ。
法廷の内側を描く本作に対し、捜査側の言葉と推理で真実に迫る構図が対照的です。
タイトな会話劇と緻密な構成が共通しており、裁く正義と暴く正義、二つの“正義”を比較しながら楽しむことができます。
90年代フジテレビの洗練されたテンポ感も共鳴点です。
踊る大捜査線(’97・フジ)
織田裕二主演、組織と現場のズレをエンタメに昇華した大ヒット社会派警察ドラマ。
制度の論理と個人の良心がぶつかる構図は、『正義は勝つ』と共通しており、当時の社会の空気をより深く理解できます。
ユーモアを交えた群像劇が緊張感を和らげ、重いテーマを分かりやすく見せる巧みな手法も必見です。
“正義”の多様な側面を、また違った角度から見せてくれる最高の組み合わせと言えるでしょう。
『正義は勝つ』と同クールドラマ
未成年(TBS・金22)
いしだ壱成主演、香取慎吾、反町隆史が共演したTBS系の問題作。社会の片隅に追いやられた若者たちの孤独と救済を描いています。
センシティブな題材を丁寧に扱い、大きな議論を呼びました。
当時の社会的緊張感を反映しながらも、希望の光を懸命に探す視点が心に残ります。
『正義は勝つ』と並べて見ると、90年代が問いかけた“正しさ”について、また異なる側面から考えさせられます。
人生は上々だ(TBS・金21)
浜田雅功と木村拓哉が共演し話題を呼んだ、TBS系のバディ逃避行ドラマ。
軽やかな会話と音楽センスがポップな高揚を生み、当時のドラマがいかに多様だったかを実感できます。
社会派ドラマの重さから少し離れて、日常の中にある人との繋がりや、そこから生まれる小さな正義を示してくれます。
同じクールに放送されたドラマの幅広さを示す、まさに好対照な一本としてぜひおすすめしたい作品です。
『正義は勝つ』の視聴率・評価
第7回ザテレビジョンドラマアカデミー賞の最優秀作品賞部門で3位に入るなど、当時の高い話題性と評価を記録しました。
法廷戦術のリアリティと、織田裕二のスター性が見事に両立し、フジテレビ「水曜劇場」らしいスピード感が多くの視聴者を魅了しました。
『正義は勝つ』のDVD ボックス
全10話収録のDVD-BOXが発売されています。
本編約461分、スタンダード画面で、コレクター心をくすぐる豪華なボックス仕様も魅力です。
配信サービスでの視聴が難しい作品を、いつでも安定して見返せるのが大きなメリット。
永久保存版としても最適です。
まとめ
勝利と正義の距離を、90年代らしいスピーディーな展開で描いた痛快な法廷ドラマ『正義は勝つ』。
令和の今見ても楽しめること間違いなしの快作です。
名場面の数々をじっくり味わってくださいね!
『正義は勝つ』を配信中のサービス
| 配信サービス | 配信状況 | 無料期間 | 月額 |
|---|---|---|---|
FOD | 見放題 | なし | 976円 |
DVD宅配レンタルでの視聴も可能です。
| サービス | 無料期間 | 月額 |
|---|---|---|
| 【TSUTAYA DISCAS】 | 30日間 | 2,200円 DVD月に8枚まで |
ゲオ宅配レンタル | 30日間 | 2,046円 DVD月に8枚まで |




